事業承継とは(事業承継の種類と、事業承継の流れ)

瀧井です。
 昨今、中小企業の後継者不足の問題がにわかに注目を浴びています。
 高度な技術・ノウハウを持つと言われる日本の中小企業が、後継者不足によって次々と廃業していくというのは、日本経済にとって大きな痛手となることは容易に想像ができるでしょう。

 私は、この後継者問題についての解決のお手伝いを出来ればと考えています。

 

 後継者に事業・会社を継いでもらうことを、事業承継といいます。
 私がお世話になっている一般社団法人事業承継協会(https://www.shoukei.or.jp/)によると、事業承継の種類は、大きく分けて、3つのパターンに分類されます。
 一番多いパターンが、①親族内での承継です。
 次に多いのが、②従業員やヘッドハントなど、親族ではない他人への承継です。
 最後が、③M&A、転業、廃業など、企業の形が変わるパターンです。

 いずれのパターンであっても、事業承継は、おおむね以下のような判断の過程をたどります。

 事業価値の判断⇒後継者の判断⇒株価の判断⇒その他の判断

 一見シンプルにも思えますが、ここには、金銭的問題、心理的問題含む人的問題、ノウハウ・ブランドなどのその他の目に見えない問題、さらには相続問題までも絡んでくるため、一筋縄ではいきません。また、経営承継円滑化法という法律も深く関連してきます。
 それ以前に、そもそも、事業承継をしたくても何をすればいいのか、どこに相談すればいいのかわからないという経営者の方がほとんどではないでしょうか。

 しかしながら、事業承継を適切に推し進めることは、喫緊の課題です。

 事業承継という言葉を聞くと、経営者の方の中にはまだまだ先の話とお考えの方もいらっしゃるかと思います。しかし、育て上げた会社、代々引き継いできた大切な会社の未来の為、そして日本の未来の為にも、早いうちに関心をもっていただき、取り組んでいただきたい事柄であると思っております。
 今後、本サイトにて、事業承継についての情報をアップしていきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

 

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