事業承継での「家族会議」の重要性
こんにちは。大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。
皆様、G.Wはいかが過ごされましたか?
今年は感染症の広がりが懸念されている中でのG.Wという事もあり、Stay Homeで過ごされた方が多かったのではないでしょうか。
今日はそんな時期こそ、というお話をしたいと思います。
事業承継における「家族会議」の重要性についてです。
お時間ございましたらお付き合いくださいませ。
「家族会議」こちら1度も経験ないよ、と言われる経営者の方は多いのではないでしょうか。
私たちは、事業承継では「家族会議」が必須であると考えています。
なぜ必須かというと、
事業承継において、家族会議を開かずに社長の独断で全てを決定した場合、家族の反発を招き、トラブルの元になりかねないからです。
事業承継で一番大切にされなければならないのは、経営者様ご自身の想いだということは言うまでもありません。
しかし、ご家族の争い事は望んではいないですよね。
まず、経営者様の想いをしっかりとご家族に伝えなければなりません。
そのためにも是非「家族会議」をお考えください。
では、「家族会議」でどのようなことが解決できるのでしょうか。
まず、事業承継で避けては通れない
事業を承継する後継者の指名
があります。
この時に「家族会議」は力を発揮します。
こちらは事業を任せて託す事ができる人事を決定する、事業承継の第一歩となり、後継者として指名を受けた人にとってもこの先の重責を担う覚悟を自覚してもらい、そこから初めて準備に入るというものです。
後継者の指名の際、「家族会議」を開く事により、その大切な後継者に対するご家族の想いや考え方を知り、理解をする事ができます。
要らぬトラブルを未然に防ぐ効果があるのです。
ここはとてもデリケートな部分ではありますが、経営者様も覚悟を持ってお話し頂きたいところです。
次に重要になってくるのは
贈与・相続時の財産の分け方でしょうか。
事業承継では、後継者を指名し会社を任せるということは
シンプルに言えば「後継者に株式を渡す」ということになります。
この時に、家族会議で話し合いがなされていなければ、相続トラブルになりかねませんし、下手をすれば会社の株がバラバラに分散し、経営が危機に陥る可能性もあります。
また、分けにくい財産の分け方も問題になりやすい事項です。
経営者、また会社が保有している不動産がその1つでしょう。
どの不動産を欲しいのかで揉めてしまうとこれもまた会社経営を不安定にさせる要因となります。
では、
家族会議を開いてもご家族の同意が得られず結論がでないときはどうするべきでしょか。
そのまま延々と同じ家族会議を開いていくべきでしょうか。
そのような場合は私どもは思い切ってご家族以外の第三者に家族会議へ出席してもらい、あくまでも第三者として客観的な発言をしてもらうことをお勧めしております。
社長が信頼を置くプロフェッショナルな意見としてご家族が冷静に判断をする材料になるからです。
もし家族会議を開いてご家族の同意が得られないような場合、何回目かに第三者を同席させてみるのも一つの選択肢としてお考えください。
第三者って誰がいいの?
とお思いですよね。
顧問の税理士?それとも顧問の弁護士?
それとも私どものような事業承継・相続に特化した事業承継士でしょうか。
答えは色々とあり正解はないと思います。
一番大切なのは経営者様が信頼している人物、そして理想を言えば士業等、専門知識を持っているという事でしょうか。
信頼できる第三者が思い当たらない方は是非、大阪事業承継パートナーズへご連絡ください。
きっとお力になれる事があるかと思います。
そして
事業承継においては様々な士業がタッグを組んで臨むことが不可欠です。
税理士は税務、不動産の登記などは司法書士、トラブルの解決をするためには弁護士の力が必要です。
ですのでそれぞれの士業だけでは解決することができないことがあるのです。
その為、私ども大阪事業承継パートナーズでは、代表の密度の濃い弁護士活動により培った、各々の個性を理解しあった士業の方達と状況によって異なるチームを組み、事業承継を成功に導きます。
ですので、私どものチームは1つだけではありません。
ヒアリングを行い、貴社に合うチーム編成で事業承継に向き合わさせて頂きます。
社長の想いを遺していくためにはネットワークを活用し専門家を交え、解決までサポートしていく事が重要になるからです。
本日は「家族会議」の重要性でした。
家族、一番近しい存在でありながら、一番遠い存在でもありますよ、ね・・・笑
私もこの記事を通し、改めて家族について考えてみようと思いました。
本日もありがとうございます。
大阪事業承継パートナーズでは初回相談は無料にて承っております。
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