あなたの会社の10年先は?
こんにちは。
大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。
本日は、皆様と事業承継にフォーカスした、
『会社の10年先は?』という点を議題にして一緒に考えてみようと思います。
よろしくお願いいたします。
時流の変化が激しい昨今では、3年先、5年先ですら読めない時代になってきています。
VUCAの時代と言われているのはこの事ですね。
VUCAとは
「Volatility」(変動性)
「Uncertainty」(不確実性)
「Complexity」(複雑性)
「Ambiguity」(曖昧性)
の頭文字をとった言葉で、あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、想定外の事象が次々と発生する為、将来の予測が困難な状態を指す言葉です。
AIや機械化が進み、人が必要とされない作業もどんどん増えてきました。社会のトレンドの変化によっては会社の事業形態を変化させなくてはならない事もあるでしょう。
そんな中、10年先のことなんて!とお思いの方も多いのではないでしょうか。
本当にそうですよね。
しかし、どれだけAIが浸透しようとも、人でなくては成しえない事もあります。
事業承継もその1つとなります。
特に、会社の経営理念・ノウハウ等は、AIがどれだけ 浸透しても人が重要な役割を果たすところです。
少しおさらいとなりますが、以前の記事でも記載させて頂きました、事業承継で承継するものを見ていきましょう。
大きく分けて3つあります。
①人(経営権)
②資産(事業用資産)
③知的資産(経営理念・人・ノウハウ等)
この中のうち、①②の経営権や資産は数値化できる項目が比較的多いです。現状では専門家のアドバイスやテクニックが生きてくること(税金や株式等について)もありますが、数値化できるものも多いという点で、将来AIが活躍の場を広げる領域かも知れません。
ですが、③知的資産は人を介して承継するものとなります。
経営理念やノウハウというものは、その会社の歴史や伝統といったものも含み、数値化できない項目が多いのです。経営者の気持ちであるソフト面の部分も大きく、AIがこれを担うことは、そう簡単ではありません。
経営者の皆様が先頭に立って進めていく事となります。
この会社の肝の部分は、承継時にいっとき出会った専門家だけでは太刀打ちできないところでもあります。
そして経営者の皆様でしたらお分かりかと思いますが、知的資産を承継するには時間もかかります。
ですので、10年先でも変わらず経営者の皆様が活躍する項目となる知的資産の承継、こちらを今から準備することをおすすめいたします。
これは事業承継をまだお考えになっていない経営者様にも同じくおすすめいたします。
そうする事により、10年先の会社の方向性や、それに向けてのやるべき事がはっきり見えてくるのではないでしょうか。
また新たな発見もあるかも知れません。
例えば、
●経営理念 ●人的資産 ●営業秘密 ●組織力 ●ブランド ●取引先・顧客とのネットワーク ●会社の将来について話せる人
まずは、現状の状況だけでも充分です。
経営者の皆様は日々忙しく、なかなか改まって時間を取ることが難しいかも知れません。ですが、これらはどれだけ時代が進んでも変わる事なく経営者の皆様が主人公です。
AIでは敵いません。
そして時間もかかるという事をご理解いただきたいです。
最後に記載した●会社の将来について話せる人、ですが、大変重要な項目です。
顧問税理士等が有力候補となりやすいですが、家族や従業員、社外の友人といった経営者様が信頼できる方でしたら誰でも構いません。
1人でも見つかればラッキーです!
是非、その方と会社の将来についてお話してみて下さい。
もし誰も浮かばないなーという方がいらっしゃいましたら、是非、大阪事業承継パートナーズへいらして下さい。
大阪事業承継パートナーズはお話くださる方、大募集です!
事業承継に関係ない雑談でも構いません、企業の組織化やチーム作り、リーダー育成にも力を入れて支援させて頂いております。
ご連絡、お待ちしております。
本日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
時代の流れも早いですが、月日もあっと言う間ですね。もう6月中旬。1年が早すぎて焦ります(笑)
お話ししてみようかな、と思っていただけた方はこちらからどうぞ↓
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