【番外編】勝手に書籍紹介②
こんにちは。
大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。
本日は番外編の
「勝手に書籍紹介」 第二弾をやってみたいと思います。
こちらは、私が読み終えた書籍の中から、「いいな、誰かにご紹介したいな」と思ったものを、私の主観で勝手に紹介してしまう、という企画です。
ですので、もしかしたら、作者の方の意図していない活用方法や感想もあるかと思います。
その点、ご了承下さい。
今日ご紹介したいと思った書籍はこちら、
『13歳からのアート思考』 著作:末永 幸歩
です!
こちらの本は、アート作品を解説付きで紹介している本ではなく、アートを通して、自分なりの答えを生み出す、その方法を学ぼう、という本になります。
なぜ皆様にお勧めしたいかというと、
まず、「アート」の概念が変わるからです。
そして、自分の中に新しい思考が生まれる、思考の方向性が増える、多様性を受け入れやすくなる、という今の世情に必要な能力が、アートを通して学べるところです。
イノベーションや、VUCAの時代と言われている昨今にはぴったりの本だと感じました。
構成は、ざっくりですが、
プロローグから6つのクラスに分かれており、それぞれのクラスに、「やってみよう」というエクササイズがあります。
(こちらは、面倒がらずに、やってみる事をお勧めします。私が、楽しく感じた要素の1つです。)
そして、各エクササイズについて、さまざまな方の感想、思考も載っています。
(へぇー!色んな見方があるんだな、と思い、面白いです。)
有名なアーティストの絵画や作品の説明もありますが、そこは重要ではなく、そこから、何を感じて、何を見つけ出し、自分で何を作り出せるか、というプロセスが自然にできるよう導いてくれます。
この辺りが上手くできているなぁ、と感心しました。
上手く乗せられちゃってる感じなんですよね、しかも楽しく。
本というより、体験型Book?といった感じでしょうか。
そのような本です。
「アート思考」という言葉、最近よく聞きますし、それに関する書物も沢山でていますよね。
実は私、この本の前に、「アート思考」についての別の書籍を読んでみたのですが、全く理解できず、途中でやめてしまいました。しかし、そんな挫折した私でも、こちらの本は最後まで楽しく読むことが出来ましたので、一度「アート思考」に躓いた方にも、安心して手に取って頂きたいですね。
そして、先ほど、体験型Bookと表現しましたが、その理由は、書籍や本という感じがしなかったからです。感じ方は人それぞれだと思いますが、身体も使いますし、思考も使うので、強いていうなら、体験型Bookかと。
身体も思考も軽いアトラクションに乗っている気分になりました。
現代アートがいまいち理解し難かった方にもお勧めですね。(私もその1人です)著者は現職の美術教師の方なので、作品についての説明も分かりやすいものとなっています。
アートを通して、人生に繋がり、アート思考で自分の人生を作り出す!
とても面白い本です。
百人読めば、百通りの感想や思考が生まれてるのではないかと思います。
仕事仲間で意見交換も楽しいのではないかと思いますよ!
そして、これは、この本に出会って、今まで当たり前と思っていた事に疑問が湧いてきた、私の独り言と思って頂いてよいのですが・・・。
何故、美術館ってあんなに静かで、話してはいけない雰囲気なんですか?笑
一般的に静かに鑑賞するのが普通で、そうしないと周りから変な目で見られますよね。
今までそういうものだと、不思議に思うこともなかったのですが、この本を読み終わって、「あれ?なぜアートを見ながら意見交換している人がいないんだろう?」「アート作品を間近にしながら、ここは黄色じゃなくて赤でもいいよね。とか、話したいよね」
と、そう思ったんです。
そんな、意見交換ができる美術館があってもいいんじゃないかと。
美術館も多種多様であって欲しいなぁという、私の小さな疑問と思いでした。
日々の当たり前を当たり前と感じず、「WHY」や「HOW」を忘れずに何事にも取り組んでいきたいです!
皆様は「13歳からのアート思考」を読み、どのような感想、思いを巡らせるのでしょうか。
本日は、【番外編】勝手に書籍紹介、第二弾、お送りしました。
お付き合いありがとうございました。
またいつか、第三弾、やってみたいと思います。
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