『事業承継ガイドライン』の改訂・『中小PMIガイドライン』の策定のお知らせ
こんにちは。
大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。
先日、中小企業庁より『事業承継ガイドライン』が5年ぶりに改訂されましたので、お知らせいたします。
また、中小企業におけるM&A後の統合作業の「型」を取りまとめた『中小PMIガイドライン』も新たに策定されています。
『事業承継ガイドライン』改訂
改定の背景として
・経営者の高齢化に歯止めがかからない。
・長期化している新型コロナウイルス感染症の影響もあり、事業承継を後回しにする事業者も少なくない。
等の理由が挙げられます。
前回平成28年の改訂に上記の状況を踏まえ、新たに認識された課題と対策案が反映されおり、また、「従業員承継」や「第三者承継(M&A)」への説明、後継者目線に立った説明が共に充実されています。
詳細はこちら→事業承継ガイドライン(中小企業庁)
『中小PMIガイドライン』の策定
策定の背景として
近年、事業承継の手段の1つとしてM&Aに注目が集まり増加していますが、マッチングやM&Aの成立に向けた取組に関心が集まる一方で、M&A後の事業の継続・成長に向けた統合やすり合わせの取組(PMI)への理解が進んでいない事が挙げられます。
大手企業のM&AではPMIを重視する傾向にありますが、中小企業ではPMIの重要性についてまだ認識が低く、支援機関も少ないのが現状です。
『中小PMIガイドライン』は中小企業の皆様には1つの基準値になり、PMI実施の必要性を再認識できる事と思います。
M&Aを成功に導くためには、「事業の成立(M&Aの成立)」と「引継ぎ事業の継続・成長(PMIの実施)」を車の両輪で進めることの認識が必要です。
詳細はこちら→中小ガイドライン(中小企業庁)
また、PMIについては私ども大阪事業承継パートナーズも注力しております。よろしければ、こちらの記事も参照ください。
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