引き継ぎ式とは①
こんにちは。
大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。
寒い日が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて、本日は、事業承継、M&Aの引き継ぎ式についてお話ししようと思っています。
事業承継では、経営者が育ててきた会社・事業を後継者に継いでもらい、会社の未来を後継者に託します。
いわゆる、「代替わり」ですね。
経営者の皆様にとっては、会社は大切に守り、育ててきた子供のようなものではないでしょうか。
私は、事業承継は、大事な子どもをお嫁(婿)に出すようなものだとイメージしております。(ちょっと古いですが笑)
肩の荷が下りて、嬉しいような、でも少し悲しいような、複雑な気持ちなのではないでしょうか。
事業承継後には、経営者自身の生活も一変するでしょう。
自身の気持ちの区切りも必要でしょうし、また、同時に後継者がよりよい状態で会社を引き継げるよう後押しも必要です。
そのようなときに、おすすめしたいのが、引き継ぎ式の開催です。
事業承継、M&Aでは、引き継ぎ式の開催は、必ず行わなければいけないものではありません。
しかし、開催することで様々な方面に良いエネルギーが波及し、メリットが多いという理由から、私どもは引き継ぎ式の開催を推進しております。
【引き継ぎ式とは】
引き継ぎ式とは、後継者に会社をスムーズに承継させるためのセレモニーです。
先ほども記載しましたが、会社は経営者にとって、守り、育ててきたかけがえのないものでしょう。
会社は自身の子供のような、そんな存在なのではないでしょうか。
引き継ぎ式の開催は、経営者がそんな子供をお嫁に送り出す(後継者に託す)、結婚式のようなものだと考えてもらうと分かり易いかと思います。
特にM&Aにおいては、異なる会社と会社が一緒になり、シナジーを生み出します。この点をとってみても、「結婚」という表現が近いように思います。
【なぜ、引き継ぎ式を開催するの?】
引き継ぎ式もそうですが、結婚式も絶対に行わなければならない、ということはありませんね。
でも、なぜ、多くの人は結婚式を行うのでしょう。
それは、きっと今までお世話になってきた人への感謝や、2人の覚悟、これからも変わらずよろしくお願いします、という気持ちからだと思います。
引き継ぎ式の開催も、この気持ちと似ています。
経営者と後継者、また時には従業員全員で、会社関係者への感謝の気持ちと、新しく生まれ変わり発展するであろう会社の決意を関係者へ表明します。それにより、後継者の承継を円滑に導きます。
【いつ開催すればいいの?】
引き継ぎ式の開催は、この時期でなくてはいけない、ということはありません。会社の状況や引き継ぎ式の規模、タイミング等で自由に決めて頂いたら良いと思います。
しかし、開催することで、経営者の気持ちに区切りができ、後継者の決意がより強いものとなることを考えれば、経営者が代表から幕を引くときが理想かと思われます。
【引き継ぎ式開催のメリット】
・経営者の気持ちに区切りをつける
・後継者の決意を強くする
・取引先等、関係者の不安が解消される
・後継者の社内外での受け入れがスムーズになる
・社内が一丸になり、業績がUPする
メリットは会社により様々ではありますが、ここでは5つ挙げさせて頂きました。
次回の記事では、この5つのメリットを詳しくお話しさせて頂こうと思っております。
大阪事業承継パートナーズでは、「引き継ぎ式」について、いくつかプランをご用意しております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
本日もお付き合い、ありがとうございました。
大阪事業承継パートナーズでは、事業承継・M&Aのご相談はもちろん、後継者育成、会社再建、会社のあらゆる悩みについてもお手伝いさせて頂いております。
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