「社長のおわり方」
こんにちは。 大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。
今日のタイトル、経営者の皆様はちょっと引っ掛かりますよね・・・
昨年、会社のおくり人ともよばれています、事業承継デザイナー/司法書士の 奥村聡先生の勉強会に行かせて頂きました。
その時のお話を少ししてみたいと思います。
経歴などもとても興味深い先生なのでH.Pで確認してみてくださいね。
奥村先生ホームページ ↓
タイトルにもあります、「社長のおわり方」
縁起でもないこと言って、と、お叱りの言葉も飛んできそうではありますが、 意外と頭の中にない(予定してない)経営者様多くないですか?
起業する時には「こんな会社にしたい」や「ここまでやりたい」と理想があったかと思います。
でもおわり方の予定を立てていたり、理想があるという方はとても少ないのが現状でしょう。
なんとなくではありますが、マイナスのイメージがあるのかな?とも思います。
奥村先生は「社長のおわり方」を「社長の幕引き」と呼ばれています。
こちらはとてもよい言葉だと思い、私も積極的に使わせて頂くことにしています。
実際、社長の幕引きには大きく分けて3つしかありません。
①会社を継がせる
②会社をたたむ
③社長自身が亡くなる
この3つの中で枝分かれします。
①・親族に承継
・親族以外(従業員など)に承継
・M&A
②・廃業
・倒産
どれを選べばいいかは、経営者の皆様次第となります。
もちろん、専門家からこちらの方が資金的に楽ですよ、などアドバイスを受ける事もあるかと思います。
でも結局は経営者の皆様がご自身の納得いく形にしなければ、後悔だけ残り、その後の事業承継にも影響を及ぼす事があるのです。
ですので私たちは専門家の立場から現状可能な最良であろうアドバイスは行いますが、もしそれが経営者様が望んでいない幕引きでしたら積極的にはお勧めしていません。
リスクを理解していただいた上であくまでも経営者様の気持ちを優先させ、もしそれがいばらの道だとしても最後まで寄り添い共に事業承継を成功させます。
経営者の皆様、「幕引き」、こちらを縁起でもない、と思わずに是非一度考えてみてください。
どのような理想がありますか?
銀幕スターのような幕引きを希望される方も大歓迎です。
50歳から計画しても決して早すぎるという事はありません。
事業承継はなるべく早く手をつけた方が成功の確率が上がりますし、理想にも近づけます。
税金などの資金面はもちろんですが、後継者の教育や、会社の磨き上げの面でも余裕をもって準備できればいい事だらけです。
ですが実際は70歳前後で体力や健康面に不安が出てきてから、と思ってらっしゃる経営者の皆様が多いのです。
事業承継は5年から10年、本来でしたら、10年以上かけてじっくり行うものです。
是非、経営者の皆様の理想の幕引きイメージ、私どもにお聞かせ下さい。
大阪事業承継パートナーズでは、事業承継における支援として 法務、財務、税務の面だけではなく、数字や形で見えにくい気持ちの面のフォローにも力を入れています。
例えば、後継者候補がいる場合、候補者とヒアリングを重ね、教育や育成にも力を入れています。 ※後継者塾などがございます。
また後継者候補が数人いて迷っているという場合もご相談下さい。
納得して決定頂けるまでお付き合いさせて頂きます。
そして実際に引き継がれる際には、「引き継ぎ式」も企画します。
これは、後継者がよりスムーズに会社に入っていけるようにしたい、後継者の自覚を促したい、他の従業員や取引先に正式に周知したい、など、目的に応じて、従業員や取引先等を招き開催するものになります。
また同時に現経営者様のお気持ちの区切りにもなりやすい為、私どもは「引き継ぎ式」の開催をお勧めしております。
初回相談は無料となっております。
お問い合わせはこちらから ↓
https://jigyou-syoukei.com/contact
本日もありがとうございました。
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