【1】M&A・私どもFAとしてのサービスについて

 こんにちは。

 大阪事業承継パートナーズ コンサルタントの岡本です。

 
 
 昨今、事業承継の1つとして、M&Aという手法も珍しくなくなってきたように感じます。
 その際に、売り手企業、買い手企業のサポートを行う、「仲介」「FA」という言葉を耳にすることもあるかと思います。


 私どももM&Aの際には、「FA」として皆様をサポートしております。
 売り手企業、買い手企業のどちらか一方と契約を締結し、そのクライアントと伴走しM&Aを成功に導く形態です。
 
 さて、皆様の中には、「仲介、FAって実際のところ何をしてくれるの?」とお思いの方もおられるかと思います。
 また、SNS等でM&A支援業者のよくない噂話を目にした際など、不安な気持ちになるでしょう。
 
 実際、「仲介」「FA」は目に見えにくいサポートが多いのが現実です。
 
 
 本日は、私ども、大阪事業承継パートナーズが、M&Aの際「FA」として皆様にどのようなサービスを提供しているのか、についてお話ししていこうと思います。
 今回を含め、3回にわたりお話しさせて頂きます。
 
 なお、私どもは「仲介」は行なっておりません。
 ここで、私どものサービスを語る前に、なぜ、大阪事業承継パートナーズが「仲介」を行っていないのか、また、私どもの特徴について、お話ししておきたいと思います。
 
 
 
【「仲介」を行わない理由と特徴】
 
 何故「仲介」を行なっていないかと申しますと、利益相反の懸念があること、そして、クライアントの利益を最大化することを念頭においているからです
 
 また、進めているM&Aが、万が一、クライアントの利益にならないと判断した場合は、取引を中止するよう助言を行います。
 FAはクライアントの利益の最大化が任務の1つです。

 ですので、「仲介」のように売り手・買い手の間、言わば中立的な立場で、落としどころをつけてM&Aを成立させるようなアドバイスは行いません。

 M&Aを成立させることが第一の任務ではないからです。
 圧倒的にクライアントの味方ということを、ご理解下さい。
 
 
 
 
【はじめに】
 
 まずは、「仲介」と「FA」の違いについてお話しします。
 
◆仲介:売り手側・買い手側、双方と契約をし、中立的な立場でサポートを行います。双方の希望をすり合わせながらM&Aを成功へ導く役目です。
 
◆FA:売り手側・買い手側、どちらか一方と契約をします。クライアントの利益が最大化するようサポートし、M&Aを成功に導く役目です。
 
 誰と契約するのか、ということで「仲介」か「FA」かに分かれています。
 
 「FA」はマッチングはせず、売り手、買い手が決定したのち、それぞれがFAを選任する、という流れが多いかと思いますが、私どもはマッチングからお手伝いさせて頂きます。
 その際は、マッチングの前に、クライアントへのヒアリングを行い、どのような相手方とM&Aを行うべきか、洗い出しを行っております。
 
 
 では、次にM&Aの流れを大きく10のカテゴリーに分け、見ていきます。 
 
 
 
 
【M&Aの流れ】
 
①ご相談 
※売り手の場合は、希望により簡易評価額の算定
②事前準備
③マッチング
④交渉
※秘密保持契約を締結する
⑤トップ会談
⑥基本合意の締結
⑦DD(デューデリジェンス)
※買い手の場合に、買い手側が専門家に依頼して行います。
⑧表明保証 
※売り手が買い手側に対して保証を行います。
(買い手が売り手側に対して保証してもらう項目を提示します)
⑨最終契約締結・クロージング
⑩PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)
 
 一般的には、このような流れになるかと思います。
 では、それぞれの項目においてのサポート内容について触れていきます。
 企業によりサポートの内容は様々になりますので、全てを記載することはできませんが、ここでは基本的なサポートについてお話しします。
 
 
 
 
【サポート内容】
 
①ご相談 
 初回のご相談は無料で行っております。
 ここでは、主にクライアントの事業内容や現状把握、希望等について簡単なヒアリングを行います。
 不安やお悩みがあれば、そちらもお話しください。解決策のご提案や懸念点の払拭のお力になれるかと思います。
 また、ご相談の場で解決策が見つからない場合もご安心ください。
 弊所ではあらゆる専門家とチームを組んでおりますので、必要な専門家に問い合わせ、後日、打開策の提示や、専門家等の紹介をさせて頂きます。
 秘密は厳守しておりますので、こちらもご安心下さい。
 
 
②事前準備
 サポートのご契約を頂きましたら、M&Aの準備に入ります。
 ここでは、クライアントへの詳細なヒアリングを行い、初回のご相談でお聞きした項目を掘り下げ、お話をお伺いしていきます。
 
◆買い手をサポートする場合:どのような相手先とM&Aを行うことが、将来、企業を成長させられるのか等を分析し、売り手企業選定方針の大枠を決定していきます。
 
◆売り手をサポートする場合:経営者、従業員が望んでいる形でM&Aが実現できるような相手先の選定に力を注ぎます。どのようなことを大事に思い経営してこられたのか、数字だけでなく、その思いを大切に買い手企業に繋げてくことにも注力しております
 
 
 M&Aにおいて事前準備は、皆様が思っている以上に重要な過程となります。
 M&Aは相手先と出会えなければ、スタートラインに立てません。
 事前準備をしっかりと行い、本当に望んでいることは何なのか、ということを掘り下げることで、出会える企業の数も質も異なり、マッチングの確率は上昇するはずです。
 また、M&Aはタイミングも大切になります。相手先あってこそのM&Aですので、自身のタイミングだけ考えていてもマッチングはできません。
 本当に必要な相手先を具体化することで、タイミングを逃さないよう、またミスマッチも防ぐことができると思っております。
 
 
 
 本日は、私どもFAとしてのサポート内容について、私どもの特徴とM&Aの流れのうち①~②までをお話しさせて頂きました。
 ③以降は、次回の記事にてお話ししようと思います。
 
 
 大阪事業承継パートナーズでは、事業承継・M&Aだけでなく、会社の組織化、リーダー育成についてもお手伝いさせて頂いております。

 初回の相談は無料です。小さな疑問や悩みでも構いません。

こちらからお気軽にどうぞ。

 

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